2018.03.09

Zadankai

ここここメンバーや、ここここ界隈の人たちと、「右下っぽさってそもそも何?」を語らう、ここどこ探究座談会。

第3回は、「自治フォーラムおおさか」の一環「共生のカタチを考える 共生&改革志向っぽい人々と地域」に殴り込み(!?)
ここここ運営メンバーが「右下とはなんぞや?」をプレゼン。
さらには参加者を交えて、自分が考える「右下」とは?を公開討論。
「右下っぽい大喜利」と題して、さまざまなお題に対して右下的な回答を考えるワークショップも。
30人以上が参加し、大いに盛り上がった公開ミーティング。
ダイジェスト版ででお届けします。

自治フォーラムおおさか
「共生のカタチを考える
共生&改革志向っぽい人々と地域」

1月28日@難波市民学習センターにて開催

まずはメンバーの自己紹介から。

「右下っぽいものが自分もわかってない部分がある。だから右下的なありようを、みんなで考えたり深めたりしたい。終わるときに、右下ってこんな感じとわかってもらえれば」と武田緑さん

中央に置かれたいすで、オープンマイク形式で参加者が「私が考える右下とは?」「右下ってどういうこと?」と、自由に質疑応答タイム。

口火を切ったのは地域労組に参加しているという男性。
右下が目指す「改革」というワードについて、「左下的な組合のようなものが足並みをそろえることで、生活を守ってきた部分もあるのでは?」と。
さらに、「ここここ」にも登場した椎名さんからは「右下的な方向にはお金が必要。その場合にコストを誰が払うのか」といった核心を突く指摘も。

また、「行政もお金がなくなるからこれからは、クラウドファンディングや住み開きのような右下的な手法が生かされるのでは」といった意見、「自分の活動がどのポジションに当てはまるのか知りたい」といった質問も。

そして、今回の目玉である「右下大喜利」。
「右下っぽい小学校ができました。どんな小学校?」「右下っぽい人たちが妙に大賛成!どんな大阪万博?」をテーマに、グループに分かれて、ディスカッション。

「右下っぽい小学校」については、「60年制、12年制、いつでも学び直しができる」といった制度に関する案、「町全体が後者、校舎をいろんな人でシェアする、空き校舎に家族が住んでいる」という建物を利用する案、「給食食べ放題、給食がバイキング、毎日カレー」なんて大阪らしい案まで。

「右下っぽい大阪万博」については、「路地を舞台にする、大阪中を会場にする」といった町を活用する案、「入場料がタダ、失業者を雇用する」といったお金に関する案、「レイシスト(人種差別する人)を集めて、フリーハグ(路上で見知らぬ人と抱き合って、平和や愛を伝える活動)大会」「敵国同士を隣合わせにしたり、パビリオン配置に世界情勢を反映させる」などユニークなものまで。

大阪経済法科大学の西脇邦雄さんによるまとめでは、「わからないなりに、この会場の人には伝わってよかった」と森川さん。「無理に右下を勧めるわけじゃなく、自分がどこかなと探る感じで周りに伝えていければ」とツキトさん。「右下は欲張り」「右下というワードがあることで、考え方にバリエーションができる」と梅山さん。

初めての公開イベントということで、「右下」的ニュアンスがどこまで伝わるのか!?と、不安もあったメンバーでしたが、それを吹き飛ばすかのような活発な議論が交わされました。

第3回ここどこ座談会|2018年1月28日(日)14:00〜16:30自治フォーラムおおさか「共生のカタチを考える 共生&改革志向っぽい人々と地域」
会場:難波市民学習センターにて開催
参加者:(ここここ運営メンバー)武田緑・梅山晃佑・森川真嗣・藤田ツキト
(おおさか自治フォーラムメンバー)
(一般参加者の方々)30名あまり
(ここここ編集ライター)太田明日香

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